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高額な借入金利

任意整理とは一般に負債の整理というふうに言われていてそれらのお金の貸し手に対し借金の返済を行っていくことを前提とした借金整理の形のことです。

 

一般的な手続きでは司法書士の資格者または弁護士の有資格者貸方と借り手との中に立って話し合って法律に従って適切な利息計算をして再計算した借りているお金の元金に対する借入利息をカットした形で36か月くらいの期間で返済を行う債務整理計画です。

 

任意整理には警察などをはじめ国家機関が処理しませんのでこれとは異なる方策と比較しても採用した場合における不利な点がほとんどなく、処理も債務者にとってほとんどストレスになりませんので、まず検討してもらいたいやり方ということになります。

 

それに、債権を持つものが消費者金融などのとても高額な借入金利だった場合は、法律で定められている金利などに追加して払った借入金利分は借金の元金に充てると判断され借金の元金を少なくすることもできます。

 

ですから、サラ金業者といったような高い年利を取るところへ長い間返済を続けている場合だとかなりの金利分を減らすことができるようなこともありますし15,6年とか返しているケースなら借金そのものがクリアーになるような場合もあります。

 

任意の整理の利点は破産手続きと違い一部分のお金だけを処理していくことができるため、他に連帯保証人がいる負債額以外について整理をしたい場合やクルマのローン以外について整理をしたい場合等においても申請することができますし、全ての資産を処分してしまうことは要求されていないため株式や戸建て住宅などの個人資産を持っているけれど放棄してしまいたくない場合でも選択肢になる借金整理の手順になるでしょう。

 

いっぽうで、手順を踏んだ後の返済金額と実際の可処分所得を比較検討して、適度に返済の目処が立てられる場合においては任意による整理の手続きを進めることに問題ありませんが、破産申告とは違い負債そのものがなくなるというわけではありませんので、借金の合計がかなりになる状況の場合実際的には任意での整理の選択肢を選ぶのは容易ではないといえるでしょう。